グループホーム【障害者向け】とは?入居する際のメリットやデメリットを一挙公開!
本来であれば、ひとりで普通の生活を送るのは難しくありません。
しかし、何らかの障害をおもちの人であれば、その普通の生活を行うことが難しいため他人からの支援を受けないといけない場合もあります。
そこで大いに役立つのが、障害者向けのグループホームです。
今回は、障害者向けのグループホームとはどういうものなのかについてお話しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも障害者向けのグループホームとは?
そもそも、障害者向けのグループホームとは、どういう場所なのでしょうか。
障害者向けのグループホームとは、通常生活における支援を受けながら少人数で共同生活をする施設のことを表します。
障害者グループホームの暮らしは、一般家庭の暮らしとなんら変わることはありません。
たとえば、起床してご飯を食べてグループホームから出勤や通学をしたり、何らかの活動を行ったりすることができます。
日常生活を送ることが困難な障害者から見れば、グループホームを利用することで安心して自立に向けての生活できるというわけです。
障害者グループホームのデメリット
何でもそうですが、サービスを利用しようと思ったのであればメリットだけではなくデメリットもあるものです。
そこで、障害者グループホームを利用するデメリットから見ていきましょう。
施設が少なく利用できないことがある
極端な話かもしれませんが、障害者向けのグループホームがコンビニの件数くらい存在していれば、利用できないことなんてことはありません。
しかし、障害者向けのグループホームの数は決して多くはありません。
つまり、グループホームの定員が満たされてしまっている場合は、利用できない可能性があるということです。
障害の違いによって利用できないことがある
一般的に障害者向けのグループホームは、同じ障害をもった人同士が入居できるようになっています。
たとえば、知的障害者であれば知的障害者向けのグループホームですし、精神障害者であれば、精神障害者向けのグループホームに入居できます。
ただし、障害者といってもさまざまなケースが考えられます。
支援を受けても生活できないくらい難しい障害者の場合は、グループホームによっては入居できない可能性があります。
これはグループホームによって対象者が異なりますし、うまくバランスをとってくれるところもあるため、施設に確認するようにしておきましょう。
障害者グループホームのメリット
では、肝心な障害者グループホームを利用するメリットについて見ていきましょう。
障害者グループホームのサポートにより普通の生活ができる
障害をもつ本人やご両親からすれば、離れてひとりで生活させるということは非常に心配でたまらなくなってしまうものです。
それは本人が障害をもっているからこそ、心配になるのは当然のことと言えます。
ですが、障害があったとしても当の本人は普通の生活を送りたいと思いますし、自立したいとも考えているはずです。
つまり、障害をもっている本人からすれば、理想的な生活ができる可能性があるというわけです。
障害者グループホームのスタッフのサポートにより、24時間安心して日常生活を送ることができます。
少人数の環境で過ごすことができる
どんな人でもそうですが、ひとつの施設に大勢の人たちが集まると、とてもストレスに感じてしまうことがあります。
とくに、コミュニケーションが苦手としている人であればなおさらです。
障害者向けのグループホームでは、基本的には少人数制で生活するため、落ち着いた環境で過ごすことができます。
自立を目指すことができる
どんな人でも、親に依存しすぎてしまうと頼りすぎてなかなか自立できないというのが現状です。
障害者グループホームでは、生活に関するさまざまなサポートを行っていることもあり、自分でなにかをしたい、という行動や気持ちを積極的にとれることができます。
それもあってか、生活に必要な料理や掃除、洗濯などの家事も、しっかりひとりで行えるようなサポートをしてくれます。
普段できないようなコミュニケーションがとれる
障害をおもちの場合、なかなか他人とコミュニケーションをとることがあまりないケースも考えられます。
コミュニケーションそのものが、苦手と感じられることもあるでしょう。
とくに、ひとりで暮らすとなると余計にコミュニケーションから遠ざかってしまい、余計にダメになってしまうのではと感じてしまうかもしれません。
障害者グループホームでは共同生活が基本ですし、そういうことも想定しているためコミュニケーションをとれるような機会を与えてくれるため、ひとりで寂しく過ごすということがなくなります。
また、たくさんの人とのコミュニケーションをとることにより、今までになかった大きな気づきに出会えることでしょう。
一般の住宅に住むことができる
グループホームと言えば、病院のような施設をイメージされるかもしれません。
そうなると、入居する障害者は毎日落ち着いて生活できないのではと感じてしまうことでしょう。
一般的に障害者向けのグループホームは、一般のファミリー向けアパートやマンションなどを利用するため、違和感を感じることなく過ごせるというメリットがあります。
グループホーム【障害者向け】の選びかたについて
どんなものでもそうですが、利用したいサービスがあれば比較検討などを行うはずです。
では、障害者向けのグループホームを見学するのであれば、何を基準に選ぶべきなのでしょうか。
グループホームの雰囲気がどうか
グループホームは複数人で共同生活を送るため、雰囲気はとても大切な要素です。
極端な話かもしれませんが、グループホーム内の雰囲気がとても悪いと利用したいと思わないはずです。
いくらアパートやマンションの見栄えや外見が良かったとしてもです。
入居することを前提に考えた場合、本人は楽しく過ごせることができそうであれば問題ありません。
入居者やスタッフの表情はどうか
人は、本当に嫌だったりツラかったりするのであれば、絶対に笑うことはできませんし感情をあらわすこともできません。
それは障害者向けのグループホームにも、該当するのではないでしょうか。
24時間、同じ場所で生活をすることもあり、利用者がどれだけストレスがなく表情豊かに過ごせるのかが重要になってきます。
ですから、入居者やスタッフも表情豊かに接しているのかどうかをチェックしてみてください。
それが作られた笑顔や表情ではなく、自然なものと感じられるのであれば、入居者もスタッフもしっかりコミュニケーションが取れ、ストレスなくすごせている証拠でもあります。
グループホーム【障害者向け】なら仙台の「NPO法人ライフバウンド」にお任せください
グループホーム【障害者向け】なら、仙台の「NPO法人ライフバウンド」にお任せください。
当施設では、平日をはじめ土日祝の24時間、フルでサポートしているため、入居されるご本人もご家族のかたにも安心していただける環境を整えております。
また当施設は、公共交通機関や公園、商業施設などが近い場所にグループホームがあるため、より社会に順応できるような取り組みを行っております。
・障害者グループホームの利用を検討している
・はじめての障害者グループホームの利用だから不安
・そもそも障害者グループホームの仕組みが解らない
などありましたら、お気軽にNPO法人ライフバウンドへお問い合わせください。